加藤さん(鳥取大学)

インターンシップ先:三朝温泉旅館協同組合、株式会社今井書店

 

  私は周りの友人が 1 年生から参加していたことをきっかけに、1 年生の時からインターン シップに参加するようになりました。1 年生から参加しやすいところが、とっとりインター シップならではの魅力だと思っています。 私はインターンシップを選ぶ時、すべて対面で実施されるものにこだわって参加してき ました。対面の場合は、職場の雰囲気、1 日の流れ、役割分担などを肌で感じることが出来 ます。3~5 日のインターンシップの場合は、自分の出来る精一杯の仕事ぶりを見せること で、終盤になってくると普通の社員さんがやるような仕事を 1 人で任せてもらうことも出 来ました。はじめは自信がありませんでしたが、「ここは良かったよ、でもここは直そうね」 というアドバイスもいただけるので、意欲的にどんどんチャレンジすることが大切だと学 びました。

 3 年生になった今年の夏は 2 つのインターンシップに参加しました。1 つ目は 5 泊 6 日の 「三朝温泉旅館協同組合パッケージ型仕事研究」です。このインターシップはどちらかとい えば観光業・宿泊業の業界はどんなものかを知りたい学生・地域活性化に興味がある学生に おすすめです。「仕事研究」という名の通り座学が中心になりますが、観光業・宿泊業、そ して三朝町についてとても詳しく教えていただきました。しかし、忘れてはいけないのは、 このインターンシップはただ学ぶだけではないということです。大事なことは、最終日の報告会に向けて、夜などの自由時間に街を散策することだと思います。ぜひ、自分の足で街を 歩いて、街の人の話を聞く機会を掴んでみてください。そして、温泉をしっかり堪能してく ださいね。

 2 つ目は「株式会社今井書店」です。3 日間の日程で、本の学校にてインターンシップを しました。書店の方では、毎日多くの本が出入りする様子を、作業しながらしっかりと見る ことが出来ましたが、それに加えて雑貨店「SIMATORI」でも陳列や包装作業を体験し、今 井書店グループの「本だけではない」部分を知ることに繋がりました。最終日には本の POP を作成し、店内に掲示しました。 とっとりインターシップはコーディネーターさんもいるので、参加するハードルは高く ありません。就活を見据える中で、「自分はどんな企業で働きたいのか」「社会人として大切 なことは何か」が分かる機会となると同時に、「自分の課題は何なのか」「自分の興味関心は どんなところにあるのか」という、大学生活を送る中でのヒントが見つかる、充実した経験 になると思います。