長期有償型インターンシップ

長期有償型インターンシップに行ってみよう2!!

倉吉市のネクステファームインターンシップに約3週間参加した鳥取大学の仲森君に長期有償型インターンシップについてインタビュー形式で聞いています。

参加学生:仲森寛晃(鳥取大学農学部3年)
受入企業:株式会社ネクステファーム
期  間:平成30年9月3日(月)〜9月22日(土)

【目標テーマ】
農作物を売り出すために行っている工夫、課題を理解し、卒論研究につなげたい。ネクステファー ムさんではSNSを利用したり、土つくりや農法を常に考え、こだわってられるので、そこから企業の考えや、販路確保のための工夫を知れたらと思います。
また、研究室ではスマート農業に関する研究を行っており、その中でも、これからセンシング技術についての研究を行うつもりです。今回のインターンシップで、実際に農業の現場で実習を行うことで、農業が抱えている課題、自分自身が感じた課題を理解することで、農家の方が必要としている技術を考えます。そして、センサーによってどんなことが解決できるのかを探っていきます。

Q 株式会社ネクステファームに応募した理由は何でしょうか?

応募した理由は働くことと農業の2点について理解を深めたかったからです。私は飲食店や接客業のような一般的なアルバイトをしたことがありませんでした。なので、働くというイメージが沸かず、何を基準にして仕事を選べばいいか分かりませんでした。やりたい仕事もなかったので、まずは働くことについて理解を深めるためにインターンシップに参加しました。また、農学部では3年生後期から卒論研究が始まります。私の研究室では、農家の方の役に立つものを生み出すスマート農業について研究しています。私は大学の農業実習で農業に軽く触れた程度しかなく、これではスマート農業の研究にも身が入らないなと考えていました。農家の方の考えや、今の農業の現状を実感するためにも、農業のインターンシップに参加しました。

Q 実習はどのような内容でしたか?

農業法人なので、農業を一日8時間で3週間行いました。この会社は主に稲、白ネギ、イチゴを栽培していますので、水田の除草や、ネギの土寄せ、イチゴの元肥〜定植などを行いました。法人では同じ農作物を大量に栽培するので体力的に大変でした。それでも、大学で知れないことばかりで、すべてが新鮮でした。

Q 長期有償型と、短期型の違いはなんでしょうか?

私は大学一年生の頃に違う会社で、5日間だけのインターンシップに参加しました。長期有償型は短期型と比較して、長期間いられる分、長期有償型の方が得るものは多かったです。長期有償型では、お金を頂くわけなので、社員さんに近い印象をうけました。職業が農業だったからかもしれませんが、出勤退社時間は同じで、作業内容も社員さんとほとんど同じでした。なので長期有償型は一時就職のような感じでした。短期に比べて、長く深く会社の一員として働かせていただけるので、自分の将来の働き方についての考えが深まりました。

Q インターンシップを通じて感じたことはありますか?

インターンシップ中は様々な人と出会いました。まさに一期一会です。この会社の方々は農業に対して勉強熱心で、農業への姿勢が真剣でした。そこから、農業が好きだという感じがひしひしと伝わってきて、私もこのくらい真剣に仕事に向き合いたいと思いました。

Q インターンシップの経験を今後どのように活かしたいですか?

インターンシップを通して、いくつかの自分の弱点が見つかりました。一つ例を挙げると、面倒くさがりなところです。ある時、読んでいた新聞を読み終え、いつもの癖でその場に放置してしました。それを社長が注意してくださり、ハッと気づくことができました。普段の生活では注意されないので、直そうとも思いませんでした。社会の中で働いてみないと気付かない弱点はあるのではないでしょうか。今後は気づいた弱点を直していこうと思います。また、農業への理解も深まりました。圃場の大規模化が進んでいくことや、土壌の重要性など、授業を受けているだけでは実感できないことを知ることができました。このことを意識しつつ卒論研究に取り組んでいきます。

Q これからインターンシップに参加する学生へメッセージをどうぞ!

私は今、将来やりたいことがまだ分かりません。なので、将来の夢を持っている人を羨ましく思います。やりたいことがある人はもちろん、やりたいことがない人にこそインターンシップに参加することをお勧めします。(ステマではありません笑) その職種に興味があってもなくても、インターンシップは将来について考える良い機会だと思います。全てが新鮮な経験の中、様々な人と出会うことで、自分の中で答えを得ることができるのではないでしょうか。どんな職業でもいいのでインターンシップにぜひ参加してみてください!

受入企業様のコメント

株式会社ネクステファーム 渡部氏

今回当社では長期有償型インターンシップの受入が初めてで正直最終日まで手探り状態であったように思います。短期型の学生さんは以前から受入していましたし実際に一緒に作業などもしていたので特段違和感はありませんでしたが、長期有償型となると一時的な作業だけではなく私達社員と同じ目線で仕事をしていただく事になります。
今回3週間程の研修でしたが、実際のところ農業は1ヵ月程で完結する作業はほぼありません。短くても播種から収穫までは2ヵ月はかかります。その2ヵ月後の喜びを一緒に味わえたら最高なのですが、なかなかそうもいかないのが現実です。長期間一緒にいるとコミュニケーションを取れるようになりますし、何より「社会で働く」事の意味を理解していただく良い機会になるのではと思います。体力的にも精神的にもとても楽な仕事とは言えませんし、わが社に限らず日本農業の担い手は大半が高齢者です。このインターンシップを通じてもっと若い世代にも農業の楽しさを知ってもらい我が国の農業の礎を作っていくようなお手伝いが出来ることを望んでいます。
農業に興味がある学生さん(独立就農、海外協力隊、最先端技術の研究etc)何でも来い!!(笑)
将来は別の職種でもいいんです。今、農業が気になっている方々、一緒においしいものを作りましょう。少しでも興味があればそれだけでOKです。ネクステファームでお待ちしています。